2008. 03. 18
国立新美術館へ行く

東京3日目は、国立新美術館へ行きました。
設計は故・黒川紀章氏、ロゴは佐藤可士和氏がてがけています。
私が初めてみた黒川建築は、
天神にある「福岡銀行本店」だったのと、
オープン時にメディアで見た印象から、
「ドォーーン!」とした建物のイメージがあったのですが、
行ってみて、入ってみてビックリ。
おもいっきり先入観を覆されました。

曲線のフォルムの美しさと有機体的な優しさ。
ガラスを通して入ってくるやわらかな光の表情。
それは、時間とともに刻々と変化していって、
照らしだされる空間の印象もどんどん変わって行く。
そこで、のんびりとゆったりと、それぞれに過ごしている人たち。
(窓際でホワホワと眠っている人もいました)
お昼から夕方にかけてじっくり見て回ったのですが、
ほんとうに素晴らしかった!
建築はただカッコよく建てればいいのではなく、
歴史的背景、土地性、ニーズ、導線、その先の方向性、想い…、
そういういろんなことを内包していて、それを昇華したものであり、
結果として、その形にたどりついただけで。
建てたものが、どういう人たちに使われて、
どういうふうに育っていくのかを見届けるのもまた、
設計者の醍醐味であり。
そこに込められたものや素晴らしさは、
見るだけではなく、実際に空間を体験してこそ、
伝わってくるのだなぁと、しみじみ思ったのでした。
学生の時にはまったくわからなかったこういうことが、
今では心から理解できるので、不思議なものです。
余談ですが、ここのエレベーターには、
ドアを「閉める」のボタンがありません。
これは"この美術館では時間を気にしてあくせくする必要はありません…"
というメッセージが込められているからだそうです。
ステキ!

…ともあれ、いくら建物が好きだからといって、
それだけでは満足しないのが女子!
「アーティスト・ファイル 2008―現代の作家たち」を堪能した後は、
2階のVOGUE Cafe(サロン・ド・テロンド)で休憩。
http://www.vogue.co.jp/cafe/
「VOGUE NIPPON 4月号」のテーマ"Tribal Beat"をイメージしたという、
カラフルなデザートをいただきました。
ラズベリーのソースの甘酸っぱいことといったら!
女子2人、幸せ気分で国立新美術館を後にしたのでした。
*国立新美術館
東京都港区六本木7-22-2
http://www.nact.jp/
|author : chiharu |14:16 | comments(0) |trackback(0) |旅行|
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